問題と向き合わないセラピーも、確かにある。

潜在意識から『現実』と『人生』を変える。

起業家の、

お金と人間関係☆書き換えコンサルタント

江藤恭子です。

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前回、

「自分の問題と向き合うと、傷付く」という心理セラピストは…
で、

自分の問題と向き合うこと、

イコール、

傷つくこと、

ではありません!

と私は書きました。

そうして、

問題と向き合うと傷つく。

と言う心理セラピストは、ダメ、と書きました。

私がここで言う「ダメ」とは、

クライアントが自分自身や、問題と、

向き合う準備が出来ているのに、

それを解決することをためらって、

手助けできないセラピストのことです。

浅いセッションしか提供できず、

クライアントに不満足を感じさせる、

そんな心理セラピストのことです。

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エネルギーワークなどを、

提供するセラピストの場合、

問題に向き合わせる必要が無いと

謳っているものもあるので、

(マインドブロックバスターなど)

問題と向き合わせない、

問題を扱わない、すべてのセラピストが、

ダメなセラピストだと言っているのではありません。

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先日、ソリューションフォーカスト(短期集中セラピー)の

セミナーに参加してきました。

これはまさに「問題を一切扱わない」セラピーです。

問題が解決不可能なものである場合、

そのことには触れず、

そのセッションでのゴールのみを決め、

現在、「上手く行っていること」

「そこそこ上手く行っていること」

もしくは、「過去に上手く行ったこと」

これから「上手く行きそうなこと」

のみにフォーカスを絞って、

会話を進めててゆくというものです。

これはセラピストの質問に、

とても重点が置かれるセラピーです。

もう一つ大切なことは、

クライアントをよく観察することと、

クライアントの発する言葉に、

感覚を研ぎ澄ませること。

ゴールは決めるが、目標は一切決めない。

目標を決めてしまったら、

それが達成できるか出来ないかの、

どちらかしかないので、

出来なかった場合、

ひどく落ち込んだりして、

状況が更に悪くなる可能性があるので、

あくまでも、その日のセッションの、

ゴールを決めるのみなのです。

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問題解決志向型の私が、

普段やっているセッションとは、

真逆のセラピーであり、セッションですが、

これをきちんとやり遂げるのは、

やはり大いにセラピストの腕にかかっています。

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セミナーで実際に私は、

デモとして、セラピーを受けました。

…型にはまったソリューションフォーカストの

手法で受けたわけではないのですが、

問題は見事にすり抜けながら、

自分自身のセッションの方向性や、

自分が話している内容まで、

どうしたいのか?

どのようになりたいのか?

「それについて、まだ話したい?

それとも違うことを話したい?

と質問をされるのは、

「自分自身に対するツッコミを、

自分自身で決めてオーダーする」

ことなので、なんとも追い詰められた気持ちになり、

「短期で終わるだけに、ぬるくない」

と、とても切羽詰まった気持ちでした。

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でも、質問をされてゆく中で、

希望の兆しや、

自分の中にある、得難いと思う物や、

ことや、出来事、場所などが出始めて、

それが答えなのだと思い、

納得をすることが出来て終わりました。

そこへセミナー出席者たちからの、

「感想」ではなく、

「私と同じような経験」を聞くことが出来て、

更に自分が導き出した答えや、

納得できる状態に、満足をしたのです。

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問題は扱わないので、

問題自体は何も変わりません。

でも自分が意識する部分が、

完全に、もしくは大きく変わるので、

マインドや感情だけでなく、

意識や行動も変わるのです。

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実は、私が提供している、

2つのセッションの、

アフターSkypeセッションで、

この手法を取り入れ始めています。

セッション後の自分の変化を元に、

アフターSkypeセッションの時間を、

どの様に使いたいのか?

セッションが終わった後、

どの様な状態になっていたいのか?

などなど、

問題は、その次のセッションで、

具体的に解除してゆくので、

セッション後1週間の感想や変化を、

よりよくクライアントさまに落とし込むのに、

「目標を決めず、問題には一切触れない」

やり方は、とても効果的で、

更に深いセッションとなり始めています。

単なる感想を聞くだけの時間では無くなっています。

正式にソリューションフォーカストを、

学んで実践している訳ではありませんが、

確かに「問題を扱うことなく」

人生の質を高めてゆくことも出来るのです。

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私はダイナミックに、

人生を変えてゆくのが好きなので、

自分自身と向き合えるクライアントさまに、

どんどん向き合っていただき、

ブロックを外してゆくこと、

現実と人生が、

より良く変わることが好みですが、

その真逆の手法を学ぶことで、

人が楽になってゆける可能性が、

さらに広がることは、

とても嬉しく楽しいことです。

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最後まで読んでくださって、

ありがとうございます。

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江藤恭子

江藤恭子

50代半ばからセカンドキャリア(仕事)のリ・スタート(再出発)がなかなか上手くいかなかった経験から
50代からのリ・スタート コーチングを開始しました。人生の大きな変化を迎える人が大半な50代からの人達に寄り添い、まだ気づいていないその人の価値や資質、能力を引き出し、

人生の折り返し地点から「何のために生きるのか?」「どう生きるのか?」「本当にこの人生で欲しいものは何なのか?」を明確にし、
もっともあなたらしく人生を生きてゆくリ・スタート(再出発)をするために
この世にたったひとりのあなたへのオーダーメイドなコーチングとプログラムを提供しています。

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