良妻賢母

超共感心理学を応用した、

起業家の為の、

トータルライフ☆アイデアリーダー

(Total Life☆Idea Reader)

思考回路デトックスの専門家

江藤恭子

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誤解しないでいただきたいのですが、

「良妻賢母」と言う考え方やスタイルが、

悪いと言っているのではありません。

ただ、結婚し妻として母として、

起業もして働いて、

もしくはフルタイムで働いて、

という現代のライフスタイルに、

妻としても母としても、ひとりの女性に、

ひとりっきりで全てをこなすという、

完璧さを求める、のは人間離れした要求である、

ということが言いたいのです。

公的にしろ、私的にしろ、

支援が無ければ、行きつく先は、

なんらかの形での崩壊です…。

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いま現在の良妻賢母のスタイルは、

大昔から日本にあったものでは、

実は無いのですよ。

特に庶民の間では…。

江戸時代、実は結構、

女性の力は大きかったのだそうです。

三行半を突きつける、なんて、

女性から離婚する権利も認められていましたし、

既婚女性が夜遊びする、

なんていうことも普通にあったらしいです。

庶民のほとんどが、

女性でもなんらかの仕事をしていて、

お金も稼いでいたそうですし、

大店の商人の家や、

武家は違ったでしょうが、

長屋の台所なんて、

まともな食事を作るのに、

満足なものではなかったので、

江戸時代の庶民の食生活は、

もっぱら、テイクアウトが多かったそうです。

納豆売りの納豆には、

刻んだ葱もついていたとか。

江戸前のお寿司も、

そもそも立ち食いや、

テイクアウト商品でした。

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明治維新になり、

軍国主義になり、

産めよ増やせよの時代になって、

「良妻賢母」の観念が強く植えこまれたのです。

そのまま2回の世界大戦の後、

第二次世界大戦後、

サラリーマン世帯が増え、

高度成長期に入って、

専業主婦というものが、

庶民にも定着をしたのです。

戦争が終わっても、

「良妻賢母」の観念のみはそのままで。

つまりこれ、近年に作られた観念なんですね。

専業主婦がいいとか、

悪いとか言うことではありません。

時代によって、

家庭環境もパートナーシップも、

女性、男性に関する観念も変わって当然だから、

絵にかいた「良妻賢母」に縛られるのは、

ナンセンスでは?と私は思うのです。

子への虐待とかネグレクトとか、

もちろん論外ですが。

世界の良妻賢母!?聖母マリアさま。

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最後まで読んでくださって、

ありがとうございます。

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江藤恭子

江藤恭子

50代半ばからセカンドキャリア(仕事)のリ・スタート(再出発)がなかなか上手くいかなかった経験から
50代からのリ・スタート コーチングを開始しました。人生の大きな変化を迎える人が大半な50代からの人達に寄り添い、まだ気づいていないその人の価値や資質、能力を引き出し、

人生の折り返し地点から「何のために生きるのか?」「どう生きるのか?」「本当にこの人生で欲しいものは何なのか?」を明確にし、
もっともあなたらしく人生を生きてゆくリ・スタート(再出発)をするために
この世にたったひとりのあなたへのオーダーメイドなコーチングとプログラムを提供しています。

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